・藍染の藍デンティティー
国民色というのがあるんだそうです。
その国の人がつい注目してしまう色といったらいいでしょうか。
日本人の場合はまず赤だそうです。だから陳列される商品のパッケージには、よく赤がキーカラーとして使われるんだとか。
そしてアメリカ(欧州も一緒かな)では青。パッケージには青と黄色の組み合わせが多いそうです。そういえばあっちのボールペン、ほとんどインクがブルーだしね…。
しかしここで注意したいのは、紺色じゃなくて青、ブルーだということ。
一方われわれ日本人にしっくりくる色っていったら、まあ赤は還暦まで取っておくとして、やっぱり青よりは紺だと思いませんか。伝統的な藍染文化の国としては。
イギリスなんかインドを植民地にしてやっとインディゴを手に入れたんですから、当然庶民の衣料まで染めていたとは思えません。せいぜいサックスブルーがいいところ?しかも永いことイギリス人はインディゴを鉱物だと思っていたんだとか。
その点、日本では絞り染め、枷染めと、いろいろ工夫されて、庶民レベルの着物をちゃんと藍色に染める文化があったわけですから、私をふくめた多くの日本人が中途半端なブルーに安っぽさを感じても不思議ではない。
ジーンズ本国アメリカのジーンズが、どれも染めの甘いものばかりになったのは、鮮やかなブルー、もしくは色褪せたジーンズらしいフェイドブルーを求めるユーザーへのごく自然で合理的な結果だと思います。
だれも、ブリーチやストーンウォッシュがかかると知っていて、しっかり染めなきゃならないとは思わないでしょう。
筆者はTアメリカ製は染めが甘いU
の印象が強い。
ラングラーもリーバイスも例外で
はないようです。
左は2〜3回しか洗っていない
リーバイス501。まだこの
段階ではいい感じなのだが…。