・丸染めに挑戦


上と右ののジーンズは穿き古したリーバイス501を紅茶で染めたもの
色がだいぶ落ちてヒザやヒップが白くなったジーンズは、紅茶で染めると白い部分だけが適度にタンニングされて、いかにも労働者のオールドウエア的な雰囲気になります
必要な物は2つ・・紅茶の葉:1袋、だいたい100グラムで売っているので、それを全部使います。安い物でOK できればセイロンティーのような細かい葉の方が、色が良く出るでしょう。
そしてジーンズが余裕で入ってしまう大鍋・・なんてなかなか無いので、酒屋さんなんかにある1トウカンをもらってきて、缶切りで上側を切って取ってしまいます。
カンをガスレンジに乗せて7分目くらいのお湯を作ります。そこへガーゼかなにかの袋に入れたさっきの紅茶を放り込んで煮出します。塩も入れます。塩の効果は定かではないけれど、何度洗っても元に戻らないので多少の効き目はあるようです。量は片手で掴めるくらいでしょうか。
あらかじめ洗濯しておいたジーンズを水で湿らせてからカンに入れます。
あとは、弱火か中火程度にして、竹の棒か何かで、ゴトゴトとかき混ぜながら20分くらい過ごします。この時、ジーンズ自体を引き上げたりして常に位置を変えるような混ぜ方をしないといけません。生地と生地が触れ合っている所は染まらないと考えた方が賢明です。
紅茶は入れっぱなしでいいんですが、くれぐれも袋から漏れ出ないようにしないと、ジーンズにへばりついてなかなか取れません。
染まったら洗濯機で十分水洗いして乾かせば出来上がり。洗剤で洗濯しても、もう元には戻りません。
白や生成のジーンズだったら綿用の染料で丸染めすることも可能です。
染料を買ってきて染める場合も、やりかたはほとんど変わりません。塩を入れたり、濡らしておくといった所もだいたい同じ要領です。
詳しくは、染料にも必ず詳しい説明書が付いてきますが、経験から言うと、中間の濃さを狙うのはかなり難しいです。
ジーンズの重さや温度、濃度でかなり左右されます。アドバイスとしては濃いめの色を狙った方が無難ですね。そして染料はいろいろ出てますが、高い物はそれなりに発色や定着がいいようです。筆者の使った中ではナチュラルダイロンという製品が、発色もよく、色落ちもほとんどありませんでした。

ベージュだったコーデュロイ・ベルボトムを濃いグリーンに染めたもの
[Levi's-646]
ステッチは染まらないので、白のジーンズは白い縫い目が目立ってくる

茶色のジーンズは、その下のストーンウォッシュジーンズを色抜きしてから丸染めしたもの
[Levi's-506]