JEANS INSIDER

・あなたのウエストは?

とりあえず穿いてみて

ジーンズの腰回りやヒップのフィット感は同じウエストサイズのジーンズでもカットの形、股上の深さで当然のごとく違いがあるわけで、実際に商品を選ぶ時にはやはり穿いてみなければなかなかうまくいかない・・・はずなのに、お客さんの中にはまったく穿いてみないでバッと広げてグッと眺めて、まあ、鏡があったら腰にあてて見て、ヨシ買った!みたいな人は結構いるんですねえ。

売る側にしてみれば楽で良いんだけれど、私なら「穿いてみなくて大丈夫ですか?」と声をかけたい。もっと本心を言えば、面倒を先読みして「後で取り替えてくれなんて言って来るなよ」とね。

それは、極端な例だとしても、せめて穿いてみて納得してから買うのが賢明です。

熱心な店員さんだと穿いている状態を見てあれこれアドバイスをするのが常なんだけれど、好みがはっきりしているんなら話半分に聞いていても構わないだろうし、要は、ゆるかろうが、キツかろうが決断するのは本人の自由!納得いくまでいろいろ試してみる事をお勧めします。ただし、あまりに穿きすぎてわけが解らなくなったら(似たようなジーンズを5本ぐらい穿いてしまうと、だいたい解らなくなる人多し)店員さんのアドバイスを素直に聞いた方が近道ですね。


結局、ジーンズのカット(形)に関しては好みで選ぶ部分になるんですが、ウェストに関してはある程度きちんと合った物でないと、せっかくのカットが活かされない事になるので、せめて知っておきたい事をまとめてみました。

自分のウエストサイズを知る

例えば私の場合、27インチが標準(実測)ですが、持っているジーンズは26インチから29インチまでいろいろあります。それでもやはり一番多いのは27インチのサイズですね。
センチでもインチでもとりあえず、自分の標準のサイズを知っておくべきでしょう。

いつも穿いているちょうどいいパンツのサイズも目安になりますが、一度ヘソのあたりにメジャーをまいて見てもらった方がいいでしょうね。

ジーンズは1インチ単位で造られているので下の表で近いサイズのインチを覚えておけば大丈夫です。
ただしレディース専用ジーンズでは実測通りの寸法にはなっていません。
レディースに関しては、実を言うと、私は未だにジーンズのどこの部分のインチ又は、センチを表示しているのかがわかりません。
実測すると(数回だけ女の人のウエストを測ったことがあります。仕方なく)明らかにその人に合うジーンズのインチ表示より小さく、センチ表示よりは大きい。
おそらくウエストポイントよりかなり低い位置ではくジーンズが多いからでしょうか?

メンズ・サイズテーブル
基本サイズ[inch]262728293031323334353637384042
目安表示[cm]66687173767881838688919396101106

レディース・サイズテーブル
基本サイズ[inch]262728293031323334
目安表示[cm]565861636668717376
号数表示3 5791113151719

表を見る上で少し注意してもらいたいのはメーカーはあくまでもインチ単位で造っているので併記されたセンチ数は目安でしかないのです。
例えばウェストが82cmの人は表では32インチと33インチの中間にあるとだけしか言えませんが1インチ2.54センチメートルで計算すると、約32.28インチ、つまりどちらかといえば32インチが近いということになります。

インチでのサイズ割りはジーンズ業界独特の手法で、併記されるセンチ数も表のとおり各社足並みをそろえています。
またレディースでは以前は表のとおり号数も書かれていましたが、いつの間にか見かけなくなりましたね。

ベルトなしで無理なくホールドできる

股上の深いワークパンツ等は別として、男性も女性もベルト無しできちんとウエスト、又は腰骨にホールドできるサイズが、その人のジーンズのベストサイズです。もちろん無理なくボタンが掛けられる程度でないと後で食事が苦しいわけですが。

縮みより伸び

ウエストの縮みを気にする人がいますが、防縮加工されている今のジーンズで、しかも一部のマニア向けを除いて、必ず一回は洗い行程を済ませているという事を考えれば、買った状態から更に縮むことはほとんどないようです。事実「縮んで穿けなくなった」というクレームはかつて聞いたことがないのです。

ところでデニムは綿100%と言えど、意外にも簡単に伸びるんです。
ベルト無しで穿いていると大体1〜2時間でズルズルと緩んでしまいますね。
やはり、水蒸気を出し続ける人間は、言ってみれば生温いスチームアイロンみたいなもんだから、その湯気を当てられながら引っ張り続けられてはしょうがないのでしょう。
ヒップや腿も例外なく伸びるんですが、しかしこれも洗って乾いた時には、縮んで買ったときと同じ程度にまで戻ります。

 ジーンズは捨てられるまで伸び縮みを繰り返していくわけです。
とりあえず、ベルトをする意味はちゃんとあるということですね。

小さなサイズほどシビアに

どういうことかというと、例えば27インチのサイズの人は同じジーンズのサイズ違いを穿き比べた場合、1インチの差(2.54cm)はかなり大胆に違うんですが、36インチの人には大した違いに感じられないということです。
はっきり言ってしまえば、おそらく脂肪の厚さの違いで、許容できる締め付けの幅の差が出るんでしょう。

見るからにパンツのウエストがお腹に食い込んでいるのに、本人は、まったく苦しがっていない様を、私は何人も見てますね。
メーカーも心得たもので、最近まで34インチから上は2インチ刻みでしか造っていないモデルが殆どでした。ただし近頃は35インチもちゃんと造るようになってきているようですが。

逆に小さいサイズの人は「この間があったらなあ」と思うことがしばしばありえます。その場合、現状では違うカットのジーンズに替えたりする等の妥協しかないのかな、やはり。

女性はヒップボーンハングでOK

女性でも基本的に以上の事は全て当てはまります。ただしレディースジーンズ先ほどのとおりサイズの表記がちょっと違いますが、もちろんインチ単位で造っている事には変わりはないです。
ちなみにブルージーンズに限って言えばメンズジーンズの方が圧倒的に種類が多いので個人的にはぜひメンズを試してもらいたい。

メンズでサイズを合わせる場合は、例えば女性のあなたがレディースジーンズで29インチがちょうど良いなら、まず2インチ下のメンズの27インチを穿いてみるわけです。そこで、もしヒップがぴったりフィットして腰骨にきちんとジーンズがホールド出来れば、ほぼOK!(ヒップサイズの表記はわりあい、あてにできる)ウエストはいつもより下ぎみで、しかもかなりお腹との隙間があいてしまうかもしれませんがベルトで押さえれば大丈夫です。余裕があれば他のサイズも念のため試してみると良いでしょう。

ただし、ちょっと困ったことに最近メンズでは27インチをほとんど造らなくなってきてるんです。さらに、もしスタイルが良い方(足が細いの意味)だと、太め中心になってきているメンズのカットでは、太さを持て余してしまって、結果、限られたモデルでしか選べないかも知れませんが。


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