マッチベターな広げ方...

お店でジーンズを選ぶとき、みなさん、とりあえず広げて見ると思いますが、それをまた元に戻そうとすると、なかなかスマートにイカナイことがありません?
なかにはそういう二次的なめんどうさがイヤで引っぱり出すのを遠慮する人もけっこう多いんでは?...
でも、気になるものは積極的に広げてみないと後々悔いを残す事になったりしますから、ここはひとつスマートにジーンズを広げて戻す術を会得しましょう。

ジーンズの陳列は、大きくは棚と什器の2通りで、まあ、什器の吊しになってるものはそれほど悩む問題でもないですね。ハンガーのまま見てもいいし、ハンガーを外したとしても、簡単にまた戻せます。ただ本人は元通りにしたつもりでも、大体の場合また店員が直すんですよ。向きとかいろいろあるんで…。だから、このあとの棚の場合も一緒ですが、よほど不作法に放り出してなければですね、例えば二つにたたんで什器の上にでも乗せておく程度の方が、親切だったりするんです。

棚置きの場合、ほとんどこの2種類に分かれます。


これは、ショップによっての考え方の違いで、Aはサイズと品番がよく見える置き方。Bはそのジーンズの色、風合いがよく判る置き方。
たまにスソのところだけちょっと折ってあって積み上げることで後ろ側が下がらないようにしてあるところもあります。どちらかというとAの方が古典的で、Bはいかにも今時のTショップUな感じですかね?キレイに見えます。

ところが、お客さんを見てると、この棚から一本引き抜くのが意外に大変そう。
一本だけのつもりが、ずるずるっと他のジーンズも出て来たなんて経験はありません? 収拾つかなくなって無声映画のコメディー化してたりして…。
なんでそうなるかというと、多くの人が見えてる所しか掴まないから、もしくは、間違ってジーンズ二つ分掴んだりしてるわけです。

ミニジーンズJ-Oneで再現
・折り目の位置は細かいポイントが多く、実際けっこうシビアなもの...
・これを前後反対に置く置き方とか変則な置き方はいろいろあります。

AとBの構造を熟知してもらってAならサイズタグ(ウエスト)の部分とその下の折り返し部分をひと掴みに、Bなら隠れているその上のサイズタグ部分をひと掴みにして左手で上に乗っかっているジーンズの下に手を突っ込んで少しあげといてやれば、素直に出てきてくれます。不思議と下のジーンズは着いてこないんですよね。

タタミ方

では、棚へ戻すには?・・・。戻さないほうがいいです。
さっきの吊しの場合より、更にきれいに戻すのは難しいのです。
無理にしまおうとするとフラッシャーが取れたりするんで、一番いいのは軽くもとの3つ折りにして適当に棚のジーンズの山の一番上に置いておくことです。
基本的に商品をタタミ直すのが店員の仕事で、しかもその店独特のタタミサイズがあるので、そんなレベルは一見しただけじゃあ私でもわからないでしょう。だからそんなテキトーな程度が逆に親切というものなんです。

で、その軽く3つ折りですが、スマートで手早く出来るに越したことはないです。効率いいですから・・・。
下は、ショップの人ならではのタタミ方です。これをマスターすれば10本くらい棚から出しても煙たがられないと思います。ただし4と5の叩くところはヒンシュクをかう恐れ大ですから絶対にやらないこと。やりたかったら店員になってからにしましょう。



1・フラッシャーを下に持ちます。



2・下1/3を折ります。この時右足でホールドを効かせるのがポイント。



3・あとはバタンと半分に折ってしまうだけ…。
もともと折り目が効いてるので折りの位置で苦労はしないでしょう。
(ソフトジーンズはそうもいかないが、それこそ適当でよし!)




4・ひょいと振り上げて…



5・右大腿部へパン!
右足だけ早く色落ちするようになったら一人前といいます(ウソ)
まあ、ジーンズに限らず、カジュアルの陳列ものは無理に元通りにしようとしないことですね。そのうえで適当にコンパクトにたたんでおけば、売り手も買い手もマッチベターということです。