焼き付け

筆者の場合、焼き付けには、ジンクスがあって、必ずコピー用紙を露光の版にします。だから、プリントアウトしたものを一度コンビニに持って行って、コピーしてくるのです。まあ、特に根拠は無いですが、どうもあの安っぽい紙にトナーという組み合わせが、光に対してメリハリがあるというか具合がいいような気がするのです。
だから、コピー機の汚れなんかは要注意です。店によっては掃除がいい加減なところがありますから、以前なんかは、原稿と乾拭きのための布を持参してました。

それでも、出来上がりにゴミが付いてた場合は、周囲ならハサミで切り取って、そうでないところは、カッターで切り取ります。筆者は穴あけ用のポンチでゴンと叩いて取ったりします。
くれぐれも修正液を使わないように…ゴミを広げるだけですからね。

焼き付け(露光)は、使うインクとサイズ、素材(Tシャツ)、何枚作るかを考えて、スクリーンなどを決めないと、いろいろ思ったようにいかないことがあります。

今回は…

    1)1版につき3枚程度 → 乾きの早いインクでもいい
    2)色つきTシャツも使う → 不透明インク
    3)網点あり → 解像度はそこそこ必要
というわけで、インクは太陽精機純正の水性一般用インク、スクリーンは120線のものにしました。
Tシャツくんにはあらかじめ、インクとスクリーンが数回分付いて来ますが、これはその同胞のままの組み合わせ……。ほとんどの場合このセット内容で十分イケてしまいます。

ちなみにスクリーンのサイズは「ミニ→ミドル→ワイド」と3種類あって、スクリーンのメッシュの密度が「80→120→230」というぐあいにラインナップされてるみたいですが、どの組み合わせも存在するかは未確認です。
メッシュの密度が上がれば当然細かい絵柄も再現出来ますが、Tシャツのような天竺の生地ではそもそもインクがにじんだり均一に付きにくいので、230線を使ってもあまり意味がありません。

今回はワイド版のスクリーンが余っていたので、2版一度にやりました。 Tシャツの胸あたりにのっかる程度の大きさなら、この手を使うと経済的です。

←ワイド版はタテ方向に1.5倍くらい長いので、インパクトのあるデカイ柄には欠かせないアイテム。
ミドルサイズで間に合う程度ならこんな感じに二つ分一度に出来たりします。
プリントの際には片方はテープなどでマスキングしておけば大丈夫。
ただし、専用の露光器を買わない場合は、ちょっと工夫が必要です。
筆者が持っているような古いタイプのTシャツくんの露光器ならわりと簡単に流用出来るんですが、今のものなら、昼間に黒いもので覆っておいて、窓辺でバッとあけて20秒くらい日光浴させればいいかと思います。実際過去に何度もやって成功してますが、同じようにいくかどうかは保証出来ません。
時間加減はそれぞれにカンを養ってもらうしかないでしょう。

焼きが終わったら、水で濡らした刷毛でペタペタとなるのですが、この時フレームの隙間に水が入らないようにしたいです。
Tシャツくんの画期的なところは簡単にスクリーンが交換出来るということですが、これが一方ではTスクリーンの隠れた部分は焼かれないUという欠点になってたりします。
ここに水が入ると内部で版が溶けて、再度固まって、フレームを取る時にガッチリと接着剤になるわけです
最近はじめた工夫としては、露光前に周囲にセロハンテープを貼っておくというもの……結構効果あります。しかし、プリント後に版を洗浄するときに、今度は表からということもあるので、気は抜けないですね。



旧型はランプをスキャニングのように手動で動かすのだが、それにはフレームに被さるTガイドUが付属している。
ガイドは、ランプを動かすと等間隔でクリック感のあるもので、これを時計の秒針を睨みながら慎重にやるのである。
ワイドフレーム用にはそのTガイドUがないので(無いと思う)私は白いマーキングを付けてそのかわりとしている。
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