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スーパーマルチな"58V3"

2本脚SLタックドーナツボタンのワンピースタイプ。2ピースタイプ、アングル形状、フラット形状、17mm,14mmなどサイズを問わず取り付け可能。
現在、当店販売中の2プロングボタンは全て使用出来ます。
最新のバージョンではRIMボタンにもそのまま使用できるようになりました。
KOMA-58V3

あえて上で保持しない発想

通常の潰しコマは先に上下のパーツをセットしてから生地をはさみます。このため上のパーツ(この場合ボタン本体)は上に張り付いていないといけません。 ですが経験的にドーナツボタンは大きな17mmサイズのコマで同じ種類の14mmは、ボタンの挿入のタイミングを工夫する事で取り付けできることはわかっていました。また一部のお客様にもリーズナブルな方法として紹介していました。
ならばそのような専用のコマを作ってみようと考え制作したのが最初のオリジナル潰しコマ「6558」です。KOMA-58V3は3代目の改変バージョンになります。

テストに使用したボタンの一部
このシリーズのコマは保持機能が無いので通常とは違う手順でプレス機を使います。一見作業効率が悪いように思えますが、しかし慣れると作業効率は逆に良いのです。
それは通常ボタンを押し込むという作業、これは意外に丁寧さが必要ですが、これが簡単にはめ込む(挟み込む)動作に代わります。
またプレスのその前に重要な位置決めが従来の大きな潰しコマと違い、ボタン自体が丸見えなので見やすく安心です。なにより一々、ボタンに合わせてコマを交換する手間が省かれます。

-- KOMA-58V3の使用手順 --


(1)タックパーツをセット(ここは普通)

(2)通常はここでボタンをセットですが
いきなり生地を持って来ちゃいます。

(3)次にレバーを持ってない方の手でボタンを掴みに行き...
...もし生地が逃げて行きそうなら軽くレバーを下げて押さえておきます...

(4)...さくっとボタンをセット

(4)軽くレバーを下げたままで位置を微調整。大変見やすいです。

(5)底つきまでプレスします。手応えは2段階(刺さる、曲がる)あります。

完成!


ーー注意点ーー
ハンドプレス機専用です。
動力プレス機または足蹴り
機など、両手でワークを持つタイプの
プレス機には使用出来ません。
大型のハンドルが長いプレス機では、
使いにくい事も想像されます。

マジックナンバー"6558"

58V3とその前のシリーズは当商店のボタンはほぼ使用出来ますが、それ以外のドーナツボタンでも2カ所のサイズさえ合えば適合する可能性はあります。
ボタンはノギスなどで正確に測って下さい。

1) 穴の深さ"D"が6.5mm以下(5.5mm以上)
2)開口部のサイズ"P"が5.8mm以上(7.0mm以下)
アングル(BQ)タイプは極端な角度でなければ無視出来ます。
--その他の使用出来ないボタン--
#.底部に穴が一つあらかじめ空いているもの(1本脚ボタン)
#.2ピースで上部が盛り上がるような形状のボタン
#.上部キャップ材が貧弱なもの(海外生産品など)

ご注文はこちらから、、



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